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ブルージェイズ・グリエルJr.が負傷離脱 兄・ユリを追い主砲級の活躍見せる25歳の逸材

2019/08/11

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昨季デビューし今季はチーム2位の本塁打

 トロント・ブルージェイズのルルデス・グリエルJr.内野手が左足の故障で10日間の負傷者リスト(IL)入りすることが発表された。米メディア『SN』が10日(日本時間11日)、伝えている。
 
 今季からは本格的な再建期に入ったブルージェイズ。鮮烈デビューを飾っているボー・ビシェット内野手ら将来有望な若手選手が多数おり、25歳のグリエルJr.もその1人として活躍。球団の将来を担う選手として期待されている。
 
 しかし、そんなグリエルJr.もしばらく欠場となる。同メディアによるとグリエルJr.は8日(同9日)のヤンキースで走塁の際に負傷し、後に左大腿四頭筋の肉離れが判明。10日間のIL入りが決定し、9日(同10日)に遡って適応されるという。
 
 今季のグリエルJr.は79試合で打率.279、19本塁打、47打点の成績。OPS(出塁率+長打率).879と優秀な数字を残しており、チーム屈指の主砲として活躍。本塁打数はチーム2位(1位はランダル・グリチック内野手の20本)となっている。
 
 また、グリエルJr.は守備でもユーティリティープレイヤーとして貢献度が高い。今季は主に左翼手として523回を守りに就いた他、二塁手と一塁手としてもプレー。昨季は遊撃手をメインに活躍しており、その器用さも評価されている。
 
 なお、兄ユリ・グリエル内野手も今季は大活躍。アストロズが誇る超強力打線の一員としてキャリアハイの成績を残しており、108試合で打率.300、23本塁打、81打点、OPS.874。四球(23個)が少ないフリースインガーだが、好球必打のスタイルを貫いて結果を残している。
 
 兄弟ともにチームの主砲として活躍しているグリエル兄弟。キューバ出身の2人がチームを代表する選手に成長しているが、2人が競演する姿を再び見られるだろうか。正確な復帰時期は明らかになっていないが、グリエルJr.復帰に期待がかかる。



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