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ドジャース・前田健太、7回無失点の快投で5月以来の8勝目 打ではスクイズで貴重な追加点

2019/08/11

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 ロサンゼルス・ドジャースの前田健太投手が10日(日本時間11日)、本拠地でのアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に先発登板。投げては7回無四球無失点、打っても展開を大きく優位にするスクイズを決め、5月31日(日本時間6月1日)以来となる8勝目(8敗)を挙げた。
 
 5月以来勝ち星から遠ざかっていた前田。球数が増えて5回持たずに降板する試合が5試合続いていた。しかし、この日の前田は、小気味よく打たせて取る投球で、7回を投げ切った。
 
 前田は初回、内野ゴロ3つで三者凡退に抑える上々の立ち上がりを見せると、2回も3人でピシャリ。3回には2者連続三振を奪うなど、状態の良さをうかがわせた。
 
 4回、課題の2巡目で先頭のダイソンに初安打を許す。ダイソンは盗塁死とするも、続くマルテにも安打を浴びた。2死から、盗塁と暴投で三塁に進まれたが、4番・ペラルタをアウトローの速球で見逃し三振に仕留め、ピンチを切り抜けた。
 
 ドジャース打線はその裏、1死一、三塁からマーティンの適時打でリードを3点に広げると、なおも1死一、三塁で前田がスクイズを決め、4点目を挙げた。
 
 4-0となっても、前田の好投は続く。鬼門の5、6回を危なげなく抑えると、最後は、5番・ジョーンズからカーブで3球三振に仕留め7回93球を無失点で投げ抜いた。
 
 この日の前田は、7回を投げ、被安打3、与四球0、奪三振6、無失点の内容で、防御率4.12としている。
 
 今季もリリーフ転向が囁かれる中、圧巻の投球をみせた前田。ワールドシリーズ制覇に向け、後半戦のキーマンとなることができるか、今後の投球にも注目が集まる。



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