ヤンキース・田中将大、7回途中4安打2失点の好投で9勝目 日本人初6年連続2桁勝利へ王手
2019/08/17
Getty Images
ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手が16日(日本時間17日)、本拠地ヤンキー・スタジアムでのクリーブランド・インディアンス戦に先発登板。7回途中まで投げ、4安打2失点と好投し、9勝目(6敗)を挙げた。
田中は初回、インディアンスの上位打線を三者凡退に抑える最高の立ち上がり。しかし、2点の援護をもらった直後の2回、J. ラミレスにライトスタンドへ運ばれ1点差に詰め寄られる。
それでも3回、4回と3人で切り抜けリズムを作った田中。5回にはJ. ラミレスに安打を許しノーアウトの走者を背負っての投球となったが、後続をきっちりと3人で斬り得点を与えない。するとその裏、田中の好投に応えた打線が1点を追加した。
6回も三者凡退とした田中は7回もマウンドへ。しかし、1死取ってから、プイグに本塁打を許し、再び1点差に。さらにJ. ラミレスにも二塁打を浴びたところで降板した。それでも中4日のマウンドで7回途中まで投げて試合を作った田中に、地元ファンは熱い声援を送った。
ヤンキースはこの1点を守りきり、3-2で勝利。田中は、6回1/3(83球)を投げ、被安打4、奪三振2、与四球0、失点2の成績で9勝目。日本人初となる6年連続2桁勝利に王手をかけ、防御率を4.56まで向上させた。