エンゼルス・大谷翔平、逆転呼ぶ代打安打で勝利に貢献 「投手・大谷」は術後初の変化球
2019/08/18
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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が17日(日本時間18日)、本拠地でのシカゴ・ホワイトソックス戦に代打で出場。チームの逆転を呼ぶ中安打を放った。
米公式サイト『MLB.com』によると試合前に今季10度目のブルペン入りで、靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)から復帰後初めてカーブなどの変化球を投じた。「投手・大谷」が復帰へ向け順調な過程を踏んでいる中、「打者・大谷」も好調を維持している。
この日は10試合ぶりにスタメンを外れ、ベンチスタートとなった大谷。3点ビハインドの7回、1死一塁の場面で9番・スタッシの代打で登場した。
代打・大谷のタイミングで、ホワイトソックスベンチも動く。2番手・コルデロに代わって、左腕フライがマウンドに上がった。
大谷封じのワンポイント起用されたフライに対し、2球目のカッターを上手く弾き返すと、打球は中前へ。8試合連続となる安打でチャンスを広げた。この2球でフライは降板。エンゼルスは、代わった4番手・マーシャルから、トラウトの適時打などでこの回一挙4得点し、試合をひっくり返した。
試合はエンゼルスがこのリードを守りきり、6-5で勝利。大谷は打率.298、OPS.869となっている。