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メッツ・アロンゾ、ナ・リーグ新人記録更新の40号に「信じられない」

2019/08/19

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元記録保持者ベリンジャーも祝福

 ニューヨーク・メッツのピーター・アロンゾ内野手が18日(日本時間19日)、敵地でのカンザスシティ・ロイヤルズ戦で今季40号本塁打を放ち、ナショナル・リーグの新人記録を更新した。米公式サイト『MLB.com』が同日、伝えている。
 
 今季ナ・リーグ最優秀新人選手賞の最有力候補となっているアロンゾは7回、点差を広げるタイムリー二塁打を放つ活躍を見せ、チームも8回終了までに10-5と大量リードの展開に持ち込む。
 
 打線が奮起したメッツだが、この日は最後に大きな一発が待っていた。9回に第5打席目を迎えたアロンゾはロイヤルズ5番手ジェイコブ・バーンズ投手と対戦。高めに浮いた直球を振り抜くと、打球はレフトスタンドへ突き刺さった。今季40号となるソロ本塁打でトドメをさし、チームはそのまま11-5で勝利した。
 
 最後の最後でシーズン40号の大台に乗せたアロンゾ。同サイトによるとこの本塁打でロサンゼルス・ドジャースのコディ・ベリンジャー内野手が2017年に打ち立てたシーズン39本塁打のナ・リーグ新人記録を打ち破る一発となり、アロンゾが新たな記録保持者となった。
 
 アロンゾの嬉しい一発に対し、ベリンジャーは自身のTwitterを通してアロンゾの記録更新を祝福。これに対してアロンゾは感謝の言葉を述べるとともに、「この調子を続けるよ」と返信している。
 
 また、アロンゾは試合後に「キャンプに来たとき、チームに残れるのかさえ分からなかった。記録を打ち破れたこと、よいシーズンを過ごせていることが信じられないよ」と述べており、今季は本人にとっても衝撃のシーズンとなっているようだ。
 
 新人の最多本塁打記録は2017年にニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が記録した52本となっている。あと38試合を残すメッツだが、このままの本塁打ペースを維持できればメジャー更新の可能性も大いにある。
 
 ベリンジャー、クリスチャン・イェリッチ外野手(ミルウォーキー・ブリュワーズ)とともに本塁打王争いも繰り広げるアロンゾ。次の目標は通算583本塁打を誇るマーク・マグワイヤ氏が新人時代に記録した49本(1987年)となりそうだ。



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