ブレーブス、21歳アクーニャJr.が「30本塁打&30盗塁」達成 トラウトに次ぐ史上2番目の若さ
2019/08/24
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残り32試合…史上5人目の「40-40」達成なるか!?
昨季のナショナル・リーグ最優秀新人賞(新人王)を受賞したアトランタ・ブレーブスのロナルド・アクーニャJr.外野手が23日(日本時間24日)、敵地シティ・フィールドでのニューヨーク・メッツ戦で史上2番目の若さで「30本塁打、30盗塁」を達成した。
アクーニャJr.はこの日「1番・中堅」で先発出場し、8回の第4打席に四球を選んで出塁すると、直後に二塁へ盗塁を成功させる。これが今季30盗塁目となって、「シーズン30本塁打&30盗塁」を達成した。
現在21歳のアクーニャJr.だが、「シーズン30本塁打&30盗塁」の達成者としては史上2番目に若い。最年少記録を持っているのはロサンゼルス・エンゼルスのマイク・トラウト外野手で、20歳で迎えた2012年のシーズンに30本塁打、49盗塁をマークしている。22歳のシーズン前に快挙を達成したのはこの2人のみだ。
ブレーブスの選手では、これまでにハンク・アーロン氏(1963年)、デール・マーフィー氏(1983年)、ロン・ギャント氏(1990年、1991年)が「30本塁打&30盗塁」を達成しており、アクーニャJr.が4人目。
さらにアクーニャJr.の130試合での達成はフランチャイズ史上最速で、それまでのフランチャイズ記録だったギャント氏の149試合(1991年)を大幅に上回った。なお、メジャー最速記録は1987年にシンシナティ・レッズのエリック・デービス氏がマークした105試合となっている。
ブレーブスの残り試合数は「32」。現在36本塁打、30盗塁のアクーニャJr.には「シーズン40本塁打&40盗塁」の期待もかかる。これまではホセ・カンセコ氏(1988年)、バリー・ボンズ氏(1996年)、アレックス・ロドリゲス(1998年)、アルフォンゾ・ソリアーノ氏(2006年)の4人しか達成していない偉業に手を掛けることができるか注目だ。