ドジャース・前田健太、大差ビハインドで代打出場も空振り三振 ヤンキースが5本塁打で圧勝
2019/08/24
Getty Images
「リーグ最高勝率対決」!グレゴリアスが2発5打点
ロサンゼルス・ドジャースの前田健太投手が23日(日本時間24日)、本拠地ドジャー・スタジアムでのニューヨーク・ヤンキース戦の9回に代打出場。空振り三振に倒れて最後の打者となった。
ドジャースとヤンキースによる両リーグ最高勝率チーム同士の対戦。「プレーヤーズ・ウィークエンド」と題してそれぞれ白と黒のユニホームを着用して臨んだ試合は、ヤンキースが持ち前の打力を発揮して圧勝した。
ヤンキースはドジャースの先発・柳賢振投手に対して2回まで封じられるも、3回に2番のアーロン・ジャッジ外野手が左中間スタンドへ第14号ソロ本塁打を放ち1点を先制。さらにこの後ゲイリー・サンチェス捕手にも29号ソロ本塁打が飛び出して2-0とした。
ヤンキース先発のジェームズ・パクストン投手は、直後にA.J.ポロック外野手に適時打を浴び1点差とされたが、続く4回は4番のコディ・べリンジャー外野手から始まるドジャース打線を3者連続三振に仕留める。
すると、このパクストンの力投に応えるように、ヤンキースは5回に1死満塁から5番のディディ・グレゴリアス内野手が右中間スタンドに第12号満塁本塁打を叩き込んで6-1。なおも二塁に走者を置きブレット・ガードナー外野手がドジャース2番手のアダム・コラレック投手から適時二塁打を放ってこの回一挙5得点し、7-1として主導権を握った。
ヤンキースは6回にグレイバー・トーレス内野手が32号ソロ本塁打。7回に1点を返されたものの、直後の8回にはジャッジの適時打、さらに9回にもグレゴリアスがこの日2本目となる第13号ソロ本塁打を放ってダメ押しに成功した。
ドジャースは大量ビハインドとなった最後の攻撃、2アウトから投手の前田を代打で起用したが、今季3度目の代打出場となった前田はヤンキース3番手のネスター・コルテスJr.投手の前に空振り三振に倒れ試合終了。前田は1打数無安打で今季の打率を.256とした。
ヤンキースは10-2で快勝し、連敗を「4」でストップ。84勝46敗(勝率.646)として貯金を「38」とした。6回2/3を投げ2失点と好投したパクストンが3年連続2桁勝利となる10勝目(6敗)を挙げている。一方、敗れたドジャースは連勝が「3」でストップ。85勝45敗(勝率.654)で貯金を「40」としている。