アストロズに完敗も当然。大谷翔平、同地区対決は明暗はっきり、大谷の得意な球団と苦手な球団は?
現地25日(日本時間26日)、ヒューストン・アストロズ戦に敗れたロサンゼルス・エンゼルスは連敗を5に伸ばし、借金も今季最大の7に増えてしまった。大谷翔平選手もチームの成績に呼応するかのような浮き沈みの多い一週間となった。
2019/08/26
Getty Images
浮き沈みの激しい一週間
アストロズ、テキサス・レンジャースというアメリカンリーグ西地区対決となった一週を1勝6敗で終えたエンゼルス。レンジャース戦では3試合のサヨナラ負け、地区首位を独走するアストロズには力の差をまざまざと見せつけられる3連敗と内容も最悪だ。
前週には久々の一発も飛び出し、上向き傾向の大谷も、レンジャース戦では3試合で10打数5安打をマークし、打率も久々に3割台に乗せた。しかし、アストロズとの3連戦では計12打数1安打と沈黙。今シリーズではジャスティン・バーランダー投手、ゲリット・コール投手の二枚看板との対戦はなし。しかし、ザック・グレインキー投手、ウェード・マイリー投手という実力派が控える強力ローテーションの前に結果を残せなかった。
そんなチームにも大谷にも消化不良の同地区対決の一週間であったが、今季の大谷の同地区対決での成績は以下の通りとなっている。
・ヒューストン・アストロズ戦:打率.214(42打数9安打)、2本塁打
・オークランド・アスレチックス戦:打率.371(35打数13安打)、3本塁打,
・テキサス・レンジャース戦:打率.393(28打数11安打)、0本塁打
・シアトル・マリナーズ戦:打率.156(32打数5安打)、1本塁打
合計で打率.277(137打数38安打)、6本塁打となる。得意、不得意がハッキリと表れており、大谷のシーズン成績、対戦機会の多さを考えても若干物足りなく映る。今後も長く対戦する相手であり、イヤなイメージを植え付けておきたいところだ。