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インディアンス・カラスコが戦列復帰へ! 7月に白血病公表、3カ月ぶりのマウンド近づく

2019/08/27

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ポストシーズン争いにも好影響

 白血病の治療で離脱していたクリーブランド・インディアンスのカルロス・カラスコ投手が来週にもチームに復帰する予定であることが分かった。米メディア『wkyc.com』が26日(日本時間27日)、伝えている。
 
 頼もしい右腕がチームに帰って来る。同サイトによると、白血病の治療でチームを離れていたカラスコが復帰間近であることが判明。9月1日に復帰予定となっており、ロースター枠が25人から40人に拡大する通称セプテンバー・コールアップのタイミングでの復帰となる。
 
 カラスコは5月30日(同31日)の登板を最後にチームを離脱。7月に白血病であることを公表し、今季中に復帰する意思を示していた。32歳で迎えた10年目の今季は12先発で4勝6敗、防御率4.98、65回を投げて79奪三振の成績を残している。
 
2015年から4年連続2桁勝利、17年には18勝を挙げてアメリカン・リーグ最多勝のタイトル獲得の実績をもつカラスコ。約3カ月ぶりの復帰となるが「メジャー昇格のため身体づくりに取り組んでいる」と述べており、復帰へ向けて意気込みも十分。既にマイナーで調整登板を行っている。
 
 インディアンスは今季、エースのコーリー・クルーバー投手が右腕骨折で5月に離脱。トレバー・バウアー投手もトレード移籍となったが、シェーン・ビーバー投手、ザック・プリーサック投手ら若手投手の躍進が目覚ましく、クルーバーらの穴をカバーしている。
 
 ブラッド・ハンド投手らリリーフ陣の健闘もあり、インディアンスはチーム最大の持ち味でもある強力投手陣を維持。そこに元最多勝右腕が復帰となれば、ますます強力な陣容となりそうだ。
 
 また、ワイルドカード枠でのポストシーズン進出が予想されるインディアンスだが、上位2枠をタンパベイ・レイズ、オークランド・アスレチックスと争う熾烈な争いとなっている。そのため、正念場となる9月のタイミングでカラスコ復帰は起爆剤にもなるだろう。



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