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ナショナルズ・シャーザー、200奪三振到達! 故障明けも好調、歴代2位の8年連続達成

2019/08/29

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最長はシーバー氏の9年連続

 ワシントン・ナショナルズのマックス・シャーザー投手が28日(日本時間29日)、本拠地でのボルティモア・オリオールズ戦で8年連続となるシーズン200奪三振を達成した。米公式サイト『MLB.com』が同日、伝えている。
 
 8月は背中の張りが原因で負傷者リスト(IL)入りし、長期離脱となっていたシャーザーだが、22日(同23日)のピッツバーグ・パイレーツ戦で復帰。この日は本拠地で復帰後2試合目の先発となった。
 
 初回、オリオールズ先頭のジョナサン・ビアー内野手を83.7マイル(約134キロ)のチェンジアップで空振り三振に仕留めると、続くアンソニー・サンタンダー外野手もチェンジアップで空振り三振。簡単にこの回を締め、最高の立ち上がりを見せる。
 
 初回を無失点でスタートしたシャーザー。すると直後の1回裏にカート・スズキ捕手の14号2ラン本塁打などでナショナルズが5点を先制し、早くもリードする展開になる。
 
 大量援護を受けたシャーザーは2回、3回ともに2奪三振とエンジン全開。4回には先頭のジェイス・ピーターソン内野手をカーブで三振に仕留めると、この時点で今季199奪三振となり、大台まであと1奪三振に迫る。
 
 すると続くリオ・ルイーズ内野手との対戦では直球をファールで粘られて6球を投じる。しかし最後はインローに逃げる90.9マイル(約145キロ)のカットボールで空振り三振。今季200奪三振に到達し、歴代2番目の長さとなる8年連続での200奪三振となった。
 
 ただ、故障明けということもあってか、前回登板と同じようにシャーザーは4回1/3で降板。6安打、2失点、8奪三振だった。試合はリリーフ陣の健闘もあって8-4でナショナルズが勝利している。
 
 200奪三振のシーズン連続記録はトム・シーバー氏(ニューヨーク・メッツなど)の9年連続が最長。今季は珍しく長期離脱を経験したシャーザーだが、けがが来季にも影響しない限り、記録に並ぶ姿を見ることができそうだ。



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