大谷翔平、自身メジャー初の1試合4Kなど8の0で打率“大暴落” エンゼルスは延長15回の末に惜敗
2019/08/31
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後半6回に突き離されるも…プホルスが土壇場で起死回生の一打
エンゼルスは6回に2番手のノエ・ラミレス投手が2失点し、3-6と再び3点差に。7回にはレッドソックス4番手のマット・バーンズ投手に対してグッドウィンがこの日2本塁打目となる第15号ソロを放ったが、2死から大谷が85.7マイル(約138キロ)のカーブに空振り三振。大谷はこの日3つ目の三振となった。
8回は両チーム無得点で、エンゼルスは4-6と2点ビハインドまま9回に突入。しかし、8回途中から登板していたレッドソックス6番手のブランドン・ワークマン投手に対して、先頭から2者連続四球を選んで一、二塁とした。
そしてこの好機に再び大谷に打席が回り、ここまで無安打の大谷は初球の93.6マイル(約151キロ)のフォーシームを打ち返すも二ゴロ。送球は4-6と渡って一塁走者が二塁封殺、大谷は一塁に残って1死一、三塁となった。しかし、続くプホルスが右前へ弾き返すと、右翼手が処理にもたつく間に三塁走者に続いて一塁走者の大谷も一気にホームイン。土壇場で6-6の同点とした。
試合は延長戦に突入。そして10回に2死一塁という場面で大谷が6打席目を迎えた。大谷は左腕ダーウィンゾン・ヘルナンデス投手に対して、カウント1-2から96.5マイル(約155キロ)の速球に空振り三振。自身メジャー初となる1試合4三振を喫した。
大谷は、延長13回の第7打席は先頭打者としてアンドリュー・キャシュナー投手の前に一ゴロに倒れ、凡退の打席が続く。
すると試合は延長15回、エンゼルスの8番手で登板したトレバー・ケイヒル投手がベッツにこの日2発目となるソロ本塁打を浴びて、均衡が破れるとともに勝ち越しを許す。
直後の攻撃では、1死一塁から大谷に8度目の打席が回ったが、キャシュナーの前に投ゴロと再び凡退。続くこの日4安打3打点と当たっていたプホルスも倒れ、エンゼルスは6-7で5時間23分にも及ぶ試合に惜敗。大谷は結局、この日は8打数無安打4三振という散々な結果に終わり、打率は試合前の.297から.290に大幅に落ちた。