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エンゼルス、急逝したスキャッグスさんの死因が判明 指揮官が胸の内明かす「心が痛い」

2019/08/31

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アルコールと薬物の組み合わせによるものと現地検察が発表

 ロサンゼルス・エンゼルスで将来を有望されながら7月に27歳の若さで急死したタイラー・スキャッグス投手について、現地の検察局が死因について発表した。米公式サイト『MLB.com』が30日(日本時間31日)に伝えている。
 
 米テキサス州タラント郡検察局が発表した毒物学報告書によると、スキャッグスさんは「アルコール」とともに鎮痛剤の「フェンタニル」、「オキシコドン」を服用していたことが判明。そして、それらが胃の中で組み合わさった上で死に至ったという。
 
 エンゼルスのビリー・エップラーGMはこの報告を受けて「我々は悲嘆に暮れている」とコメント。「警察の捜査についてはこれ以上コメントは出来ないが、この数カ月は誰にとっても言葉を見つけるのが難しかった」と辛い胸の内を明かしている。
 
 また、ブラッド・オースマス監督も「私たちはチームメイトを失い、友人を失った。彼がいなくて寂しい」と話し、「タイラーの死が危険な薬物とアルコールの組み合わせの結果であったことを知って心が痛い。彼はメジャーリーガーとして一生懸命働き、非常に有望な未来を持っていた」と教え子の死を悼んだ。

 エンゼルスはこの日から本拠地にボストン・レッドソックスを迎えて3連戦。悲しみの中でも、スキャッグスさんに届ける白星を挙げることができるだろうか。



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