エンゼルス・大谷翔平、8回裏に代打出場で空振り三振 勝ち越しの決定機逃す
2019/09/01
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ロサンゼルス・エンゼルスは8月31日(日本時間9月1日)、本拠地でボストン・レッドソックスと対戦。大谷翔平投手はベンチスタートから、同点の8回裏に代打出場して空振り三振に倒れた。試合はその後、エンゼルスが勝ち越しに成功している。
試合は初回、J.D.マルティネス外野手の適時二塁打で1点を失ったエンゼルス。2回裏にはマイク・トラウト外野手の適時打で同点。3回表には2点を奪われたが、直後に再び同点に追いついた。しかし、4回表に3‐4と勝ち越しを許していた。
その後、5回から7回までは両軍の投手が踏ん張り、無得点の展開が続く。8回、レッドソックスは2つの犠打で1点を取りに行ったものの、最後は併殺打で無得点。流れがエンゼルスに傾き、その裏にはビッグイニングが待っていた。
先頭から安打が続き、アンドレルトン・シモンズ内野手の適時打でついに同点。一気に勝ち越しを狙った場面で、大谷が代打起用された。初球を見逃してボールとするが、2球目は真ん中付近の速球に振り遅れて空振り。ファウルを挟み、最後も速球で空振り三振に倒れた。
その後2死となるが、デビッド・フレッチャー内野手が勝ち越し適時打。トラウトが敬遠され、満塁からブライアン・グッドウィン外野手の適時二塁打で7点目を奪った。さらには、アルバート・プホルス内野手が今季20号となる3点本塁打。この回7点目をあげる猛攻を見せた。
好機の代打起用に応えられなかった大谷は、これで今季打率.289、16本塁打、54打点となっている。