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エンゼルス・トラウト、急逝スキャッグスさんの死因判明で声明 鎮痛剤の摂取に「知っていたら…」

2019/09/01

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「私の人生に与えた影響は変わらない」

 ロサンゼルス・エンゼルスのマイク・トラウト外野手が31日(日本時間9月1日)、7月に急逝した元チームメイトのタイラー・スキャッグスさんの死因が30日(同31日)に判明したことを受けて声明を発表した。米公式サイト『MLB.com』が伝えている。
 
 エンゼルスで将来を有望される投手だったスキャッグスさんは、今年7月に遠征先であるテキサス州のホテルで27歳の若さで急死。そして8月30日(同31日)に現地の検察局によって死因がアルコールと鎮痛剤「フェンタニル」「オキシコドン」を同時に摂取したことによるものだと報告された。
 
 これを受けて、チームメイトだったエンゼルスの主砲トラウトは「死因のニュースが出てショックを受けたが、私が彼に抱いている感情や私の人生に与えた影響は変わらない」とコメントした。
 
 同サイトによれば、トラウトはスキャッグスさんがフェンタニルやオキシコドンを摂取していたことに気づいていなかったといい、トラウトは「知っていたら必ず何か言うか、何かしていた」と話している。
 
 チーム思い、家族思いのトラウト。昨年8月には義理の弟でマイナーリーガーだったアーロン・コックスさんを亡くしており、「親戚やチームメイトが亡くなると、精神的にも大変で辛い。今でも毎日タイラーのことを考えているよ」と苦しい胸中を明かした。
 
 トラウトはこの日、本拠地で行われたボストン・レッドソックス戦で通算200盗塁を決め、史上最年少での「200本塁打・200盗塁」を達成。悲しみの中でありながら、自らの仕事に対してもプロとして前を向いている。



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