エンゼルス・大谷翔平、16打席ぶり安打が適時二塁打! 初球の速球を打ち上げ左翼線にポトリ
2019/09/04
Getty Images
8月20日以来の打点
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が3日(日本時間4日)、敵地オークランド・コロシアムでのオークランド・アスレチックス戦に「3番・指名打者(DH)」で先発出場し、第3打席に適時二塁打を放った。
大谷は、アスレチックス先発のマイク・ファイアーズ投手に対して、高めのツーシームにバットが空を切り三振。3回の第2打席も内角高めのスライダーにバットを折られながら一ゴロ併殺に倒れた。
エンゼルスは2-2の同点で迎えた3回、先発のハイメ・バリア投手がマット・チャップマン内野手に痛恨の3ラン本塁打を浴びて勝ち越しを許す。それでも、4回にアルバート・プホルス内野手の第21号ソロ本塁打で1点を返して3-5と2点差とした。
エンゼルスは5回、2死からデビッド・フレッチャー内野手の右前打とトラウトの四球で一、二塁とチャンスを作ると、ここでこの日3打席目となった大谷が打席に立った。
大谷は2打席凡退しているファイアーズに対して、2打席目と同じように初球から勝負に行く。真ん中にきた89.7マイル(約144キロ)のツーシームを逆方向に打ち上げると、打球は高く舞い上がって左翼線のフェアグラウンドへポトリ。二塁走者のフレッチャーが生還する適時二塁打となって4-5と1点差に詰め寄った。
大谷の実に16打席ぶりの安打は今季18本目の二塁打で、打点は8月20日(同21日)以来となった。なおも二、三塁とチャンスが続いたが、4番のプホルスは凡退して同点、逆転には至らなかった。