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エンゼルス・大谷翔平、17号3ラン含む自己最多5打点 サイクルあと一歩も13戦ぶり3安打“猛打賞”

2019/09/08

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もつれる終盤、リリーフ陣が奮闘

 試合は7-4のまま終盤7回に入り、エンゼルスは9番のケバン・スミス捕手の第4号ソロ本塁打で1点を追加。しかし、その裏にヒーニーからマウンドを受けた2番手のルイス・ガルシア投手がホセ・アブレイユ内野手に第30号3ラン本塁打を浴びて8-7と一気に1点差に詰め寄られた。
 
 終盤の追い上げに遭いエンゼルスに嫌な流れが漂う中迎えた8回、1死一塁の状況で大谷に第5打席を回ってくる。大谷は5番手の右腕エバン・マーシャルと対戦し、カウント1-2からの5球目、外角低めに落ちる89.1マイル(約143キロ)のチェンジアップに体勢を崩され空振り三振を喫した。
 
 大谷でチャンスを広げられなかったエンゼルスは、後続も倒れ無得点。ホワイトソックスを突き離すことができず、リリーフ陣にプレッシャーがのしかかる。
 
 しかし、8回は3番手のタイ・バットリー投手が5番から始まるホワイトソックス打線を3者凡退に抑えて再び流れをエンゼルスに引き戻した。9回も1点差のまま最後の守り迎えたが、クローザーのハンセル・ロブレス投手が無失点で締めて試合終了。エンゼルスが8-7で辛くも逃げ切って2連勝とした。
 
 大谷はこの日5打数3安打5打点、1盗塁1得点と勝利に大きく貢献。打率も試合前の.288から.293に上昇し、チームが19試合を残す中で打率3割でシーズンを終えられる可能性も現実味を帯びてきた。

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