ブリュワーズに最悪の悲劇! MVP候補イェリッチが右膝骨折で今季絶望 プレーオフ進出へ痛手
2019/09/11
Getty Images
キャリアハイ44本塁打&30盗塁、2年連続リーグMVP候補が…
ミルウォーキー・ブリュワーズのクリスチャン・イェリッチ外野手が10日(日本時間11日)、右膝の骨折が判明したため今季残りの試合を欠場することが分かった。米公式サイト『MLB.com』が速報している。
イェリッチは10日に敵地で行われたマイアミ・マーリンズ戦に「3番・右翼」で先発出場し、初回の第1打席で内角のスライダーにバットを出した際に自打球が右膝を直撃。苦悶の表情を浮かべたまま立てず、その場にうずくまった。
そしてチームスタッフと患部について話した後に自力で立ち上がったものの、そのままダグアウト奥へと下がって交代を余儀なくされた。
同サイトによると、試合後にチームはイェリッチの右膝骨折と、あす以降のシーズン残り試合を欠場することを発表した。
昨季ナショナル・リーグの最優秀選手賞(MVP)に輝いたイェリッチは、今季も130試合に出場して打率.329、キャリア最多となる44本塁打、97打点、30盗塁をマークしてブリュワーズの主軸として活躍。2年連続のMVP候補としても有力視されていた。
チームとしてもポストシーズン出場へ向けてワイルドカード圏内にあと一歩と迫る1.5ゲーム差の3位に付けているだけに、主力のアクシデントは大きすぎる痛手となった。
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