順調にキャリアアップした加藤豪将、日本復帰視野の牧田和久、来季に期待の田澤純一…マイナーでプレーした日本人選手の今季は?
2019/09/15
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吉川峻平投手(ダイヤモンドバックス傘下)
A+ 22試合(21先発)103回1/3、5勝7敗、123奪三振、防御率3.75、WHIP1.24
福岡ソフトバンクホークスのカーター・スチュワートJr.投手とは反対に、日本プロ球界を経ずにMLBを目指した吉川。今季はカリフォルニアリーグ・A+級のビサリア・ローハイドに所属し、20先発、100投球回、100奪三振をクリア。先発投手として5勝を挙げ、来季はさらなる飛躍に期待ができそうだ。
北方悠誠投手(ドジャース傘下)
ROK 13試合(4先発)15回、0勝1敗、1セーブ、21奪三振、防御率7.20、WHIP2.00
ロサンゼルス・ドジャースとシーズン途中に電撃契約を結んだ北方。渡米1年目はルーキーリーグ級のアリゾナリーグで、経験を積んだ。15回を投げて21三振を奪うなど、インパクトは十分。素材は一級品だけに、ドジャースの育成手腕に期待がかかる。
田澤純一投手(カブス傘下→レッズ傘下)
3A(カブス傘下) 19試合18回、1勝0敗、1セーブ、17奪三振、防御率4.00、WHIP1.44
ROK 1試合2/3回、0勝1敗、防御率27.00、WHIP3.00
3A(レッズ傘下) 2試合3回、0勝0敗、防御率0.00、WHIP0.67
田澤は今季、シカゴ・カブス傘下3Aアイオワ・カブスで開幕を迎えたものの、7月11日(同12日)に契約解除。約1カ月のブランクを経て、8月11日(同12日)に日本人初となるシンシナティ・レッズとマイナー契約を結んだ。シーズン終盤には3Aで2試合に登板し得点を許さず。レッズとは2年契約を結んでおり、来季はメジャーでの活躍が期待される。