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ヤンキース、主砲スタントンが復帰間近「チャンスある」 調整で快音連発、離脱者増の外野救えるか

2019/09/18

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今季出場数はわずか9試合、今や“貴重”な大砲が戦列へ

 ニューヨーク・ヤンキースのジャンカルロ・スタントン外野手が早ければ18日(日本時間19日)にも復帰できることが分かった。米メディア『Daily News』が17日(同18日)、伝えている。
 
 主力の帰還ラッシュだ。15日(同16日)にデリン・ベタンセス投手、17日(同18日)にルイス・セベリーノ投手が復帰したヤンキースだが、主砲の復帰も間近に迫って来ているようだ。
 
 同メディアによると、スタントンは早ければ18日(同19日)のロサンゼルス・エンゼルス戦で復帰することができるとのこと。スタントンは6月25日(同26日)以来メジャーの舞台を離れており、復帰となれば約3カ月ぶりとなる。
 
 ヤンキースのアーロン・ブーン監督もスタントン復帰については16日(同17日)の試合前に「スタントンと彼のトレーナーとは話をした。明日にも復帰できるチャンスはあるだろう」と述べており、実現する可能性は高い。
 
 ヤンキースは今季大ブレイクのマイク・トークマン外野手、7年契約1年目のアーロン・ヒックス外野手が故障し、揃って今季絶望の大ピンチ。外野陣にはアーロン・ジャッジ外野手、ブレッド・ガードナー外野手らがいるが、それでも手薄な状態となっている。
 
 また、ゲイリー・サンチェス捕手が左股関節の故障 、エドウィン・エンカルナシオン内野手が左脇腹の故障で離脱している。選手層の厚さでカバーはできているが、チームには以前ほど長距離砲が多くないのも事実だ。
 
 スタントンは今季9試合の出場で打率.290(31-9)、1本塁打、7打点の成績。けがとの闘いのシーズンではあるが、かつて59本塁打(2017年)をマークした大打者にとっては寂しい数字となっている。
 
 しかし2Aと3Aでの試合では6試合で5本塁打と絶好調。ひとまずマイナーでは結果を残しており、あとはメジャーでの活躍を待つのみだ。
 
 今季は13年3億2500万ドル(約362億円)の超大型契約の5年目にあたるスタントン。年棒通りの働きはできていないが、これから真価発揮となるだろうか。地区優勝がほぼ確定しているヤンキースは、あと10試合を残している。



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