エンゼルス主砲のトラウト、右足手術が成功 MVP候補の朗報に指揮官も一安心「良い感じ」
2019/09/21
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抜糸まで約2週間
ロサンゼルス・エンゼルスのマイク・トラウト外野手が20日(日本時間21日)、右足の神経腫を摘出する手術を受け、無事に成功した。米公式サイト『MLB.com』が伝えている。
トラウトはシーズン終盤に右足の痛みに悩まされ、低侵襲(身体への負担が少ない)処置でも緩和できず、手術による神経腫の摘出を決断。シーズン終了を余儀なくされたが、この日の手術が成功したことで来季へ向けて明るい見通しが立っている。
同サイトによると、トラウトは今後抜糸するまでの約2週間はウォーキング用のサンダルを履いて回復を待つという。ブラッド・オースマス監督は「彼は良い感じだよ。摘出した神経腫の写真が送られてきて、思ったよりも大きかった」とコメントを残した。
トラウトはメジャー9年目の今季は134試合に出場。打率.291、キャリア最多の45本塁打、104打点をマーク。OPS(出塁率+長打率)はアメリカン・リーグトップの1.083とエンゼルスの主砲として活躍し、リーグ最優秀選手賞(MVP)の有力候補となっている。