ドジャース・前田健太、今季初の連投で0封! 150回投球回突破でボーナス約2700万円ゲット
2019/09/22
Getty Images
ドジャースはシーズン100勝目お預け
ロサンゼルス・ドジャースの前田健太投手が21日(日本時間)、本拠地ドジャー・スタジアムでのコロラド・ロッキーズ戦に2試合連続でリリーフ登板。無失点の好投で今季150投球回を突破した。
ドジャースは2-4と2点を追う9回に4番手として前田をマウンドに送った。今季149回2/3を投げている前田はまず、前日にスライダーで空振り三振に仕留めた7番ジョシュ・フエンテス内野手をカウント0-2から81.9マイル(約132キロ)のスライダーで左飛に打ち取る。
そして続くトニー・ウォルターズ捕手に対してはチェンジアップを見極められフルカウントまでいったが、最後は低め92マイル(約148キロ)のフォーシームで見逃し三振に斬って取り2アウトとした。
するとロッキーズが代打でヨンダー・アロンゾ内野手を起用し、ここで前田は交代。アダム・コラレック投手をマウンドに譲ったが、ロッキーズはさらに代打の代打としてイアン・デズモンド外野手を起用。それでも、コラレックがデズモンドを三ゴロに打ち取ってスコアボードに「0」を刻んだ。
今季初めて2試合連続リリーフ登板となった前田はこの日、2/3回10球(ストライク7球)を投げて無安打、無四球、奪三振1、無失点の好投で防御率を4.13としている。また、今季150投球回に到達したことでインセンティブ契約による25万ドル(約2700万円)のボーナスを得ている。
ドジャースは9回の攻撃で3者凡退に抑えられ2-4のまま敗戦。2年ぶりとなるシーズン100勝目はお預けとなった。