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MLB、シーズン本塁打記録争いは「300」の世界に 1試合6発量産のヤンキースがツインズを抜く

2019/09/28

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今季3号のスタントン「エキサイティング」

 ニューヨーク・ヤンキースが27日(日本時間28日)、敵地グローブライフ・パークでのテキサス・レンジャーズ戦で6本塁打を放ち、シーズン通算本塁打数でミネソタ・ツインズが樹立したばかりのMLB新記録を更新した。
 
 ヤンキースは今季160試合目を迎えたこの日、敵地でのレンジャーズ戦で一発攻勢。まずは初回にジャンカルロ・スタントン外野手の第3号ソロ本塁打で先制し、シーズン通算300本塁打の大台に乗せる。
 
 そして1-2で迎えた2回にはキャメロン・メイビン外野手が第11号同点ソロ。4回にはブレット・ガードナー外野手の第28号ソロで3-2と勝ち越しに成功した。
 
 さらに、5-2とリードした6回にはジオ・アーシェラ内野手が第21号ソロで突き離すと、なおも無死一塁で1年目のマイク・フォード内野手が第12号2ランを放ち8-2とした。
 
 その後もヤンキースはD.J.ラメイヒュー内野手の3点適時二塁打で大差をつけ、レンジャーズを圧倒。9回にはオースティン・ロマイン捕手が第8号ソロを放ち12-3と試合を決めた。
 
 最終的にヤンキースは14-7で勝利し、一挙6本塁打を積み重ねてシーズン305本塁打に到達。前日まで301本というメジャー記録でトップに立っていたツインズもこの日2本塁打で303本に伸ばしたが、ヤンキースが記録を更新する結果となった。
 
 米公式サイト『MLB.com』によれば、スタントンが試合後「エキサイティング」と話しており、指揮官のアーロン・ブーン監督も「本塁打は興奮するよ。多くの選手が本当に良い攻撃を見せてくれた」と称賛した。
 
 昨年ヤンキースがマークした267本という従来の最多記録を更新し、怒涛の勢いで本塁打を量産するヤンキースとツインズ。ともに今季2試合を残しており、まだまだ本塁打記録は伸びていくだろう。また、これから控えるポストシーズンも含めて、打線の勢いがどこまで続くかも注目だ。

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