ヤンキース・田中将大、あす地区S第2戦先発 強力ツインズ打線の注意すべき打者、注目の女房役は?
2019/10/05
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今季レギュラーシーズンでの対戦はなしも…通算5勝負けなし。通算401本塁打のクルーズは“カモ
ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手が、あす5日(日本時間6日)に、本拠地ヤンキー・スタジアムで行われるミネソタ・ツインズとのアメリカン・リーグ地区シリーズ第2戦に先発する。
田中にとってメジャー3年連続4度目のポストシーズンが始まる。相手は今季メジャー新記録となるシーズン307本塁打をマークした強力打線のツインズだ。
田中はツインズに対して今季は登板せず。昨季は1試合に投げて1勝、6回2/3を投げて被安打3、与四球2、奪三振5、1失点の内容となっており、通算では5試合で負けなしの5勝、防御率2.27、計35回2/3を投げて被安打30(本塁打0)、与四球6、与死球1、奪三振29、失点9。
田中が同一球団に対して負けなしで5勝以上をマークしているのは、他に8勝0敗、防御率1.89と封じ込めているシアトル・マリナーズ戦のみ。ツインズ戦はそれに次ぐ数字で、抜群の相性の良さを誇っている。
現在ツインズに所属する選手との通算対戦成績を見てみると、8打数3安打、打率.375のC.J.クロン内野手、そして31打数で3本塁打を含む9安打、打率.290のジョナサン・スコープ内野手の2選手と相性が良くない。特にスコープには本塁打を3本浴びていることから6打点を喫しており、走者を置いて打席に迎えたくはない。
一方で、相性が良い選手として目を引くのが、通算401本塁打を誇る指名打者ネルソン・クルーズで27打数3安打の打率.111、9三振、無四球と走者に置くこともほとんどない。さらにマックス・ケプラー外野手も9打数1安打で打率.111と好材料の数字が残っている。