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アストロズ・コールが快挙!21世紀初のPS1試合15奪三振 レイズの反撃振り切り地区シリーズ連勝【MLB地区シリーズ】

2019/10/06

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今季20勝の貫録!昨季サイ・ヤング賞の左腕に投げ勝つ

 ヒューストン・アストロズとタンパベイ・レイズによるアメリカン・リーグ地区シリーズ第2戦がアストロズの本拠地ミニッツメイド・パークで行われ、アストロズ先発のゲリット・コール投手が15奪三振など快投を見せ連勝に貢献した。
 
 アストロズは第1戦で先発ジャスティン・バーランダー投手の7回無失点の好投もあり先勝。続くこの日の第2戦では今季20勝、メジャートップの326奪三振をマークした右腕コールが登板した。
 
 試合はアストロズのコール、昨季のサイ・ヤング賞を獲得したレイズのブレイク・スネル投手による投手戦が繰り広げられる。
 
 初回はコールが2三振を奪い無失点とすれば、スネルは95マイル(約153キロ)以上のフォーシームを中心に打たせて取る投球で3者凡退。そして2回はコールがスライダーとナックルカーブを決め球に3者連続三振、スネルも走者を背負いながら2三振と奪うなど無失点と譲らない。
 
 序盤3回までをともに無失点と抑えた両先発投手だったが、この緊迫した投手戦で先に点を奪ったのはアストロズ。4回、コールが引き続き3者凡退に抑えると、アストロズは直後の攻撃で先頭の4番アレックス・ブレグマン内野手がフルカウントから96マイル(約154キロ)のフォーシームを左中間スタンドへソロ本塁打を叩き込み1点を先制した。
 
 レイズのスネルは、この後5番のヨーダン・アルバレス内野手を空振り三振に仕留めたところで降板。2番手のディエゴ・カスティーヨ投手が2者連続で内野ゴロに打ち取って追加点を許さなかった。
 
 しかし、アストロズのコールは引き続き快投の勢いが衰えることなく、5回は3つのアウト全て三振。6回は先頭打者に中前安打を許すも、続くヤンディ・ディアズ内野手を空振り三振、そして一塁走者の盗塁も阻止して併殺に。この回も結果的に3人でレイズの攻撃を抑えた。
 
 ここまで11三振のコールは、7回にも2つの三振を奪ってこの試合13奪三振。昨季地区シリーズのクリーブランド・インディアンス戦で記録した12個を更新してポストシーズン自己最多とした。
 
 追加点が欲しいアストロズは、直後の攻撃でレイズ4番手のエミリオ・パガーン投手から相手エラーとカルロス・コレア内野手の二塁打で無死二、三塁のチャンスを作ると、1死から9番のマーウィン・ゴンザレス捕手が左翼へ適時打を放ち1点を追加。終盤に来て2-0とリードを広げた。

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