大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



Home » ニュース » ナショナルズ躍進の立役者・レンドーンを狙うのはドジャース? 悲願の世界一に向け始動か

ナショナルズ躍進の立役者・レンドーンを狙うのはドジャース? 悲願の世界一に向け始動か

2019/10/18

text By

photo

Getty Images



 ロサンゼルス・ドジャースは今季、地区シリーズでワシントン・ナショナルズに敗退。そのナショナルズ躍進の立役者アンソニー・レンドーン内野手を、ドジャースが獲得に乗り出すとのうわさが流れている。公式サイト『MLB.com』が17日(日本時間18日)、伝えた。
  
ドジャースは今季、MLB2位となる106勝をあげてナショナル・リーグ西地区を制覇。しかし、ワイルドカードから勝ちあがったナショナルズの勢いの前に、地区シリーズで敗れてしまった。地区優勝は7年連続と、レギュラーシーズンでは圧倒的な強さを誇りながら、この期間一度もワールドシリーズ制覇を成し遂げていないのが現状だ。
 
 一方のナショナルズは、シーズン後半で一気に加速してワールドシリーズ進出。特に野手では、三塁を守る29歳のレンドーンが躍動した。シーズンでは打率.319、34本塁打、126打点、OPS1.010で打点王獲得と圧巻の成績だった。そして、今季でナショナルズとの契約が終わる。すでにチームは7年232億円とも言われる巨大なオファーをしたが、争奪戦の可能性も高い。
 
 ドジャースの三塁を守る34歳のジャスティン・ターナー内野手は、まだまだ主力級ながら、世代交代を視野に入れる時期。『MLB.com』によれば、29歳と脂の乗ったレンドーン獲得のうわさが流れている。
 
 シーズンで残した素晴らしい成績に加え、注目すべきはポストシーズンでの勝負強さだ。今季ここまでの10試合で打率は.375、1本塁打、4二塁打、8四球、7打点と圧巻の活躍。毎年ポストシーズンに進みながら敗退を繰り返しているドジャースにとって、10月の活躍は非常に重要なポイントとなりそうだ。
 
 契約に関しては、同記事によればドジャースは、「短期間・超高額」のものをオファーする可能性が高いとのこと。昨オフにブライス・ハーパー外野手に提示したものと似ており、短期間に世界一を成し遂げたいドジャースにとっては合理的な契約となる。レンドーンは、どのような選択をするだろうか。今後のワールドシリーズの結果次第かもしれない。



error: Content is protected !!