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今季最強打者が決定! ハンク・アーロン賞にエンゼルス・トラウト、ナ・リーグは2年連続でイェリッチ

2019/10/24

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両者とも2回目の受賞

 シーズンで最も活躍した打者を表彰するハンク・アーロン賞の受賞者が発表。ロサンゼルス・エンゼルスのマイク・トラウト外野手、ミルウォーキー・ブリュワーズのクリスチャン・イェリッチ外野手がそれぞれ受賞した。米公式サイト『MLB.com』が23日(日本時間24日)、伝えている。
 
 ファン投票を中心に、その年に最も活躍した打者を表彰するハンク・アーロン賞。リーグごとに1人ずつ表彰され、昨季はアメリカン・リーグからJ.D.マルティネス外野手(ボストン・レッドソックス)、ナショナル・リーグからイェリッチが選ばれていた。
 
 そして今季もいよいよ受賞者が発表。ア・リーグからはエンゼルスのトラウト、ナ・リーグからはイェリッチが栄誉に輝いた。イェリッチは昨季に続いて2年連続での受賞となった。
 
 トラウトは今季134試合で打率.291、45本塁打、104打点、11盗塁、OPS(出塁率.438+長打率.645)1.083の成績。大活躍がもはや当たり前となっているトラウトだが、今季は長打力にさらなる磨きがかかり、出塁率と長打率、OPSはリーグ1位の成績だった。
 
 また、トラウトは2014年にも157試合で打率.287、36本塁打、111打点、16盗塁の成績を残してハンク・アーロン賞を受賞。今回で自身2度目の受賞となっている。
 
 一方、2年連続での受賞となったイェリッチも今季は130試合で打率.329、44本塁打、97打点、30盗塁、OPS(出塁率.429+長打率.671)1.100と驚異的な成績を記録。昨季よりも成績を伸ばし、2年連続での首位打者にも輝いている。
 
 また、イェリッチはトラウトと同じく出塁率でリーグ1位。長打率とOPSはメジャー全体1位の成績をマークしており、最強打者に相応しい歴史的なシーズンを送っていた。
 
 素晴らしい成績で賞を射止めた2人だが、トラウトは右足神経腫の手術、イェリッチは自打球による右膝骨折でひと足早くにシーズン終了。故障がなければ、さらに多くのタイトル争いに絡んでいたことは確実だ。
 
 両者ともにまだ20代と若く、選手としての全盛期を迎えるのは一般的にもまだまだこれから。メジャーを代表する最強打者として君臨するトラウトとイェリッチの、来季のさらなる活躍に期待が集まる。



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