米首都ワシントンD.C.でのワールドシリーズ開催は86年ぶり! 歴史に新たな1ページが刻まれる
2019/10/25
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ワシントン・ナショナルズとヒューストン・アストロズのワールドシリーズは25日(日本時間26日)に第3戦が行われる予定。球団史上初のワールドシリーズ進出となったナショナルズは、初めてホームでの試合となる。実に86年ぶりとなる開催に、首都が沸いている。『MLB.com』が24日(同25日)、伝えた。
ナショナルズは今季、93勝69敗で地区2位ながら、ワイルドカードでポストシーズンに進出。ミルウォーキー・ブリュワーズ、106勝のロサンゼルス・ドジャース、セントルイス・カージナルスを次々に破ってワールドシリーズ進出を決めた。勢いそのままに、107勝をあげたアストロズにも2連勝。上々の雰囲気でホーム3連戦を迎える。
首都ワシントンD.C.に本拠地を置くナショナルズは、球団史上初のワールドシリーズ進出で、ホーム戦は初開催。『MLB.com』によれば、首都での開催は、1933年にワシントン・セネタース(現ミネソタ・ツインズ)とニューヨーク・ジャイアンツ(現サンフランシスコ・ジャイアンツ)の対戦以来となる。
注目の一戦の先発を任されたのは、ナショナルズがアニバル・サンチェス投手、アストロズはザック・グレインキー投手となっている。好投手同士の投げ合いに加え、一発の怖さがある両軍の強力打線、そしてゴールドグラブ賞候補にはアストロズから5人、ナショナルズから3人が入った鉄壁の守備にも注目が集まる。
長い歴史を経て、ついにワールドシリーズがワシントンD.C.に帰ってくる。最後の1か月に快進撃を見せたナショナルズは、地元で悲願の世界一達成はなるだろうか。それとも、今季MLB最多勝のアストロズが敵地で反撃ののろしをあげるか。全米注目の第3戦は、日本時間26日午前9時ごろプレーボールだ。