アストロズ、敵地でやり返した!巻き返し1勝2敗 6人継投と小刻みな得点でナショナルズ下す【MLBワールドシリーズ】
2019/10/26
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ナショナルズは「ベイビー・シャーク」不発
ヒューストン・アストロズとワシントン・ナショナルズによるワールドシリーズ第3戦が25日(日本時間26日)、ナショナルズの本拠地ナショナルズ・パークで行われ、アストロズが4-1で勝利しシリーズ1勝2敗とした。
ナショナルズの2勝0敗で迎えた第3戦は、場所をナショナルズの本拠地に移して行われた。米国の首都ワシントンD.C.でワールドシリーズが行われるのは、ワシントン・セネターズ(現ミネソタ・ツインズ)が1933年に行って以来86年ぶり。ナ・リーグを初制覇したナショナルズとしては、もちろん初めてのホーム開催だ。
試合はシリーズ未だ勝ち星のないアストロズが先手を取る。2回、ナショナルズ先発のアニバル・サンチェス投手から1死二塁のチャンスを作ると、7番ジョシュ・レディック外野手の適時打で1点を先制した。
アストロズは続く3回にも無死二塁からマイケル・ブラントリー外野手の適時打で1点を加え2-0とリード。しかし、対するナショナルズも、アストロズ先発のザック・グレインキー投手から4回にビクター・ロブレス外野手の適時三塁打で反撃。2-1のロースコアながら点の取り合いとなる。
前半を締めくくる5回、次の1点を取ったのはアストロズ。1死からホセ・アルトゥーベ内野手がこの日2本目の二塁打を放って出塁すると、続くブラントリーが右前へ再び適時打を放ち3-1。さらに6回にもロビンソン・チリノス捕手の左翼ポール直撃のソロ本塁打が飛び出し4-1と着実に主導権を握っていく。
一方、ナショナルズは6回の攻撃で代打ヘラルド・パーラ外野手が登場。球場全体が盛り上がる登場曲の「ベイビー・シャーク」で流れを変えたいところだったが、パーラは空振り三振。直後に2者連続四球を選んでグレインキーをマウンドから引きずり下ろしたものの、2番手のウィル・ハリス投手の前に後続が2者連続で凡退し無得点に終わった。
終盤は7回~8回と互いに譲らず、アストロズの3点リードで9回を迎えた。アストロズはこの試合6人目の登板となったクローザーのロベルト・オスーナ投手が1番から始まるナショナルズ打線を無失点に抑え試合終了。4-1で勝利し、アストロズがシリーズ対戦成績を1勝2敗とした。