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土俵際ナショナルズ、第6戦先発のストラスバーグ「全て出し切る」 逆王手ならシャーザー登板も

2019/10/29

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敵地好投の第2戦の再現なるか

 ワシントン・ナショナルズが27日(日本時間28日)、本拠地で行われたヒューストン・アストロズとのワールドシリーズ第5戦に1-7で敗れ、シリーズ2勝3敗となり敗退まで1敗と崖っぷちに追い込まれた。
 
 ナショナルズは第5戦で先発予定だった大黒柱マックス・シャーザー投手が背中と首の痙攣により登板を回避。ジョー・ロス投手が代役でマウンドに上がったが、5回4失点で負け投手となった。
 
 戦いの場を敵地に移す第6戦では、“もう一人のエース”スティーブン・ストラスバーグ投手が先発予定だ。
 
 ストラスバーグは今季レギュラーシーズンでナショナル・リーグトップの18勝(6敗)防御率3.32、ポストシーズンでもワールドシリーズ第2戦で6回2失点で勝ち投手になるなど4勝0敗、防御率1.93と絶好調。第6戦でも第2戦と同様に敵地ヒューストンで快投が期待される。
 
 米公式サイト『MLB.com』によれば、ストラスバーグは決戦へ向けて「この時点でピッチングすることは非常に名誉なこと」と話し、「自分が持っているもの全てを出し切るつもりだ」と意気込んだ。
 
 ナショナルズのデーブ・マルティネス監督も「今シーズンは信じられないものだった」と評価する右腕に期待を寄せており、「気分も良く、明るいよ」と3勝3敗のタイとして逆王手をかけるムードを感じさせている。
 
 対するアストロズも第2戦と同様にジャスティン・バーランダー投手が先発予定で、再び“エース対決”が実現。もしまたストラスバーグが投げ勝つことができれば、一気に風向きが変わる可能性が出てくる。
 
 また同サイトは、ナショナルズが3勝3敗に持ち込んだ場合、回復具合によっては第7戦でシャーザーが登板する可能性があると言及。いずれにせよ、チームにとってはあすの戦いでどんな形でも勝利を手にすることが求められる。



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