「ロイヤルズ・ジャック」も要因？ 青木宣親、球宴外野手部門3位浮上に疑問の声
球宴ファン投票のナリーグ外野手部門で、青木宣親が現在本塁打・打点で二冠のジャンカルロ・スタントンを抜き3位につけている。しかし、現状の投票状況に対して疑問を呈する声もある。
2015/06/18
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中間発表で青木が外野手部門3位に上昇
今年のMLBオールスター・ゲームは7月14日にシンシナティのグレートアメリカン・ボールパークで開催される。そのファン投票は、今回から投票用紙が廃止されWEBのみになったが、6月16日に公表されたナリーグの中間発表では、外野手部門でジャイアンツの青木宣親が遂にスタメン出場となる3位に入った。しかし、それには疑問の声も挙がっているようだ。『Yahoo!スポーツ』のマイク・オズ記者は「青木が球宴投票でジャンカルロ・スタントンを抜いた。すべてが間違っている」と指摘する。
The AL All-Star ballot might be a Royal mess, but at least the NL ballot isn’t so bad. The latest tally was released Tuesday and it mostly looks good. Bryce Harper has the most votes, as he should.Paul Goldschmidt is pulling away. Buster Posey is ahead of Yadier Molina.
There’s just one glaring problem: Nori Aoki has passed Giancarlo Stanton for the third outfield spot.
球宴のファン投票は、アリーグはロイヤルズの選手による独占（野手と指名打者の計9ポジション中8つを同軍の選手が占めている）で滅茶苦茶になったが、ナリーグに関してはそんなに悪くはなかった。最新の投票状況が火曜日に発表になったが、そのほとんどが順当だった。ブライス・ハーパーは最高得票を得て、ポール・ゴールドシュミットは当然ながらリードを広げている。バスター・ポージーはヤディアー・モリーナの上をいっている。
しかし、ひとつだけ看過できない問題がある。青木がジャンカルロ・スタントンを抜き去り外野手で3位につけたのだ。