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ツインズ、主砲クルーズと1年約13億円のオプション行使 15年目39歳で41本塁打、108打点で地区V貢献

2019/10/30

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衰え知らずの大ベテラン!通算400本塁打、1100打点を突破

 ミネソタ・ツインズが、主砲ネルソン・クルーズと1年1200万ドル(約13億円)のオプションを行使した。米スポーツサイト『ESPN』が29日(日本時間29日)、伝えている。
 
 クルーズは昨オフにシアトル・マリナーズからフリーエージェント(FA)となり、ツインズと1年1400万ドル(約15億1000万円)で契約。メジャー15年目、39歳のシーズンながら長打力は衰えず、120試合の出場で打率.311、41本塁打、108打点、OPS(出塁率+長打率)1.031をマーク。メジャー新記録となる1シーズンのチーム本塁打数「307」、そして9年ぶりのアメリカン・リーグ中地区制覇に大きく貢献した。
 
 しかし、地区優勝こそ果たしたが、ポストシーズンではニューヨーク・ヤンキースとの地区シリーズで屈辱の3連敗。クルーズ自身は1本塁打をマークしたが、10打数2安打どまりで不本意な成績に終わった。チームとしても3試合で計7得点とレギュラーシーズンのような活発な打線は鳴りを潜め悔しい終わり方となっているだけに、来季に懸ける思いはより一層強くなる。
 
 通算400本塁打、1100打点を突破した大ベテラン。このオプションを拒否する場合は、30万ドル(約3200万円)を受け取りFA市場に参加することになるが、メジャー16年目を迎えるクルーズには一選手としてどの目からも大きな期待がかかることは間違いない。

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