大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



Home » ニュース » WS第7戦は5回まで2‐0 グリエル先制弾などでアストロズ2点リードも投手戦続く【MLBワールドシリーズ】

WS第7戦は5回まで2‐0 グリエル先制弾などでアストロズ2点リードも投手戦続く【MLBワールドシリーズ】

2019/10/31

text By

photo

Getty Images



 ワールドシリーズ第7戦は30日(日本時間31日)、本拠地のヒューストン・アストロズとビジターのワシントン・ナショナルズが対戦。3勝3敗で迎えた第7戦は、5回を終えて2‐0でアストロズがリードしている。両先発の息詰まる投手戦が続いている。
 
 今シリーズは互いに敵地で全て勝利、本拠地で全て敗戦という不可思議な結果で3勝3敗となり、運命の第7戦を迎えた。ナショナルズの先発は、首の痛みで第5戦の登板を回避したマックス・シャーザー投手、アストロズがベテランのザック・グレインキー投手。序盤は息詰まる投手戦が展開された。
 
 グレインキーは初回から老獪なピッチング。初回を三者凡退に抑えると、2回にはフアン・ソト外野手に安打を許したが、後続を併殺打に打ち取って切り抜けた。1点の援護をもらい、3回と4回も三者凡退に抑える好投。5回には四球を与えたが、無失点で終えた。5回までに、前述の併殺打を含む5つの打球を処理するなど、自身の高い守備力も光った。
 
 一方、本調子でないシャーザーは初回からコントロールの定まらない苦しい投球。2回先頭打者のユリ・グリエル内野手には、落ち切らなかった変化球を拾われ、先制のソロ本塁打を打たれた。3回と4回はピンチを背負う展開で粘りを見せたが、5回には2死一、二塁からカルロス・コレア内野手の三塁線を破る適時打で2点目を失った。
 
 世界最高峰の決戦、序盤は両先発が強打の両軍打線を抑え込む展開も、徐々に試合が動き出している。終盤に向け目が離せない展開が続いている。



error: Content is protected !!