ブリュワーズ、グランダルとムスタカスが2年連続FA GMは「非常に重要なメンバー」も納得の姿勢
2019/11/02
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両選手とも昨オフ1年契約でポストシーズン進出に貢献
ミルウォーキー・ブリュワーズのヤズマニ・グランダル捕手とマイク・ムスタカス内野手が、球団との契約オプションを拒否しフリーエージェント(FA)になったことが分かった。米公式サイト『MLB.com』が1日(日本時間2日)、伝えている。
グランダルとムスタカスは、ともに昨オフの停滞するFA市場の煽りを受けながら、ブリュワーズと1年契約という形に収まった。
ロサンゼルス・ドジャースからFA移籍したグランダルは153試合に出場し、打率.246、28本塁打、77打点。昨季途中から加入し、FAを経て残留したムスタカスは143試合に出場し、打率.254、チーム2位の35本塁打、87打点をそれぞれマーク。
チームは2人の活躍もあってナショナル・リーグ中地区2位となり、ワイルドカードでポストシーズンに進出。地区シリーズ進出決定戦(ワイルドカードゲーム)でワシントン・ナショナルズに敗れたものの、シーズンを通じて2選手の存在はチームに欠かせないものだった。
ブリュワーズのデビッド・スターンズGMも「彼らは我々のチームの非常に重要なメンバーだった」と話し、「彼らを取り戻したいと思うことは物議を醸すものではないし、我々の組織に適合する非常に優れた選手だ」と語っている。その上で、FA市場に再び出ることで「オフシーズンという時間の中で必要なこと」と納得の姿勢を示した。
今オフのFA市場がどれほど活発であるか、それとも昨オフ同様に停滞するのか。その動向によって、両選手が再びブリュワーズと契約する可能性もありそうだ。
なお、ブリュワーズは今週この2選手の他に今季3勝のジオ・ゴンザレス投手、同7勝のジョーダン・ライルズ投手、同8勝のマット・アルバース投手、同28登板のジェイ・ジャクソン投手、46登板のドリュー・ポメランツ投手、コーリー・スパンジェンバーグ内野手、タイラー・オースティン内野手と主力選手が多くFAとなっており、大幅な戦力変化が考えられる。