大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



Home » ニュース » ストーブリーグが一気にヒートアップ! GMミーティングでFAや大型トレード始動へ

ストーブリーグが一気にヒートアップ! GMミーティングでFAや大型トレード始動へ

2019/11/11

text By

photo

Getty Images



 年に1回、全球団のGMが一堂に会するGMミーティングの開催が迫っている。例年、トレードの探り合いやフリーエージェント(FA)選手の代理人らとの面会も行われており、今季も大注目のイベントだ。公式サイト『MLB.com』は10日(日本時間11日)、このイベントについて伝えた。
 
 まず、最大の注目ポイントはFA選手の動向だ。特に、同記事ではゲリット・コール投手とアンソニー・レンドーン内野手の”ポストシーズン活躍組”の動向を予想。また、他有力選手のトレード事情についても解説している。
 
 コールは今季20勝、ポストシーズン5勝の剛腕で、『MLB.com』によれば、ロサンゼルス・エンゼルス、ロサンゼルス・ドジャース、ニューヨーク・ヤンキースが移籍先の有力候補だという。再建の投手の軸を求めるエンゼルス、悲願の世界一を狙う二球団の争いがメインとなりそうだ。近年補強に積極的なフィラデルフィア・フィリーズ、サンディエゴ・パドレス、テキサス・レンジャーズの名前もあがった。
 
 ワールドシリーズ制覇の立役者レンドーンは、強打堅守の三塁手。今年まで所属したワシントン・ナショナルズ、エンゼルス、レンジャーズ、フィリーズ、アトランタ・ブレーブスなどが移籍先候補だ。ドジャースやヤンキース、アストロズの三塁はすでに埋まっており、可能性は低そうだ。ノーラン・アレナド内野手が結んだ8年2億6000万ドル(約284億円)の契約が一つの基準になりそうだ。
 
 トレード市場で注目を集めるのは、ボストン・レッドソックスのムーキー・ベッツ外野手だ。高い年俸を払いながら、今季はポストシーズンを逃したレッドソックス。タンパベイ・レイズの年俸を低く抑えながら、昨季ポストシーズンに導いた手腕を誇るチェイム・ブルーム氏が入閣して緊縮財政の方向だ。再び世界一に返り咲くため、若手有望株の大量獲得に動くかもしれない。
 
 他の有力選手の動向にも注目が集まる2019年のオフシーズン。来季に向け、”勝ち組”となるのはどの球団だろうか。GMミーティングで早くも大きな動きが見られるかもしれない。



error: Content is protected !!