3000本安打達成のAロッド メディアから批判も元チームメイトは「偉大な師匠」と称賛
史上29人目となる3000本安打を達成したヤンキースのアレックス・ロドリゲス。地元メディアらからは手厳しい声が上がる一方で、かつてのチームメイトたちは変わらぬ信頼を口にしている。
2015/06/21
Getty Images
過去にプレーしたチームメイトらは称賛
しかし、過去にともにプレーしたチームメイトらはAロッドへの称賛を惜しまない。現ツインズのエデュアルド・ヌニェスもその一人だ。
“I don’t think any teammates are going to say anything bad about A-Rod,” Nunez said. “He was a great teammate, a great mentor to me, just like Jeter and Mariano (Rivera) and (Jorge) Posada. I wish the best for him.”
「チームメイトがAロッドのことを悪く言うとは思えない」とヌニェスは言う。「彼は偉大なチームメイトだったし、僕にとってはジーターやマリアーノ(・リベラ)、そして(ホルヘ・)ポサダと同様に偉大な師匠だった。彼の幸せを祈っているよ」
デビュー年の2010年から4年間ヤンキースでプレーしたヌニェス。ジーターの欠場時にはたびたびAロッドとも三遊間コンビを組むことがあった彼は「自分を抑えて懸命に努力すればいつかチャンスは来る」とAロッドから多くの教えを受けたという。
同じく現在ツインズでプレーし07年から13年までヤンキースに在籍したフィル・ヒューズも「俺はいつでもAロッドのことが好きだよ。他の人が何を言おうと考えようと、彼は俺にとって良いチームメイトだった」と語っている。
過去には薬物問題を筆頭にこれまで様々な騒動を起こしてきたAロッドだが、そのハードワークに関しては疑う声はない。莫大な富を得た10年契約、そしてヤンキース移籍後ですら球界屈指のトレーニング量を維持していたのは有名だ。3000本安打という気の遠くなるような積み重ねから生まれる大記録、そしてかつてのチームメイトたちの声はAロッドが薬だけの選手ではないことを示している。
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出典:Justin Verlander: ‘I definitely don’t want to be part of history that way’ by Mike Axisa in CBS Sports on Jun.20 2015
Twinsights: Eduardo Nunez remains loyal to ‘mentor’ Alex Rodriguez by Mike Berardino in TwinCities.com on Jun.20 2015