いまだ一線級の活躍 全米を驚かしつづけてきたイチロー
2001年4月2日にマリナーズでメジャーデビューしたイチロー選手、14年経った今も、マーリンズで41歳のベテラン選手としてまだまだその活躍は続く。
2015/06/21
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全米を驚かせたルーキーシーズン
2001年4月2日。日本から野球のスーパースターがやってきた。その名は「イチロー・スズキ」。シアトル・マリナーズのライトとしてアメリカ野球界にデビュー。初戦では5打数2安打だったが、背番号51は瞬く間にマリナーズファンの心を魅了し、そのシーズン、チームの116勝に大貢献した。
イチローはデビューしてすぐに、安打製造機として一躍全米のファンを虜にした。27歳でNPBからメジャーリーグに移籍したイチローは、シーズンを通してヒットを打ち続け、守備でもたびたびファインプレーを見せ、ルーキーとしては驚くほどの栄誉を手にした。
ゴールド・グラブ賞、シルバー・スラッガー賞、アメリカン・リーグMVP、そして新人賞、これらすべてを受賞したのである。
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