ヤンキースが“不良債権”エルズベリーと契約解除、大砲バードは戦力外に。「ルール5ドラフト」対策による措置
2019/11/21
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ニューヨーク・ヤンキースは20日(日本時間21日)、ジャコビー・エルズベリー外野手との契約を解除、グレッグ・バード内野手をメジャー40人枠から外す事実上の戦力外(DFA)とした。米公式サイト『MLB.com』が同日、報じている。
エルズベリーは、ボストン・レッドソックス時代の2011年に「トリプルスリー」も達成した選手だが、2014年に7年1億5300万ドル(約170億円)でヤンキースに移籍してからは成績が急降下。故障の影響もあり昨季から2年連続でメジャーの舞台に姿を現すことはなかった。
バードは、昨季2年ぶりに2桁本塁打を達成し大砲候補として飛躍が期待されたが、今季は故障で10試合の出場にとどまっていた。
今回の措置は、「ルール5ドラフト」から有望株選手を保護するためのもの。エステバン・フロリアル外野手、ニック・ネルソン投手ら7選手が新たに40人枠に加えられた。一方で、エルズベリー、バードに加え、左腕ネスター・コルテスJr.も枠から外れた。