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ブレーブスがダーノウと2年17億円で合意! 経験豊富な正捕手候補加入で世界一へ!

2019/11/25

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 アトランタ・ブレーブスは24日(日本時間25日)、フリーエージェント(FA)となっていた元タンパベイ・レイズのトラビス・ダーノウ捕手を獲得したと発表した。ダーノウは30歳で、今季は後半戦から調子を挙げてレイズのポストシーズン進出に貢献した。同日、公式サイト『MLB.com』が伝えた。
 
 ダーノウは今季開幕をメッツで迎えたが、5月初旬にリリースされると、すぐにロサンゼルス・ドジャースと契約。しかし、わずか1試合の出場後にレイズにトレードされていた。その後は本来の打力を発揮し、今季全体の成績は打率.251、16本塁打、69打点、OPS(出塁率.312+長打率.433).745を残した。
 
今季のブレーブスは、タイラー・フラワーズ捕手とブライアン・マッキャン捕手をそれぞれ83試合ずつ起用した。しかし、ベテランのマッキャンは今季で現役引退を発表。フラワーズはキャッチング技術が高く評価されているが、打力の面ではやや物足りないのが現状だ。
 
 ロナルド・アクーニャJr.外野手、オジー・アルビーズ内野手、マイク・ソロカ投手ら、期待の若手が台頭しつつあるブレーブスだが、今季は地区シリーズで惜しくも敗退。さらなる高みを目指し、攻守の要となる捕手の補強が急務だった。
 
 今オフの捕手市場で最大の目玉だったのは、ミルウォーキー・ブリュワーズからFAのヤズマニ・グランダル捕手。当然ブレーブスも獲得に乗り出していたが、シカゴ・ホワイトソックスに先を越されてしまった。そこで、次なる候補として白羽の矢が立ったのがダーノウだ。
 
 ダーノウは怪我がちなこと、今季序盤は不振にあえいだことなど、やや不安要素はある。だが、MLB通算500試合出場の経験、今季後半の目覚ましい打撃の復調などを考慮し、ブレーブスは2年1600万ドル(約17億4000万円)で契約を結んだ。
 
 正捕手候補の加入はチームにどのような影響を及ぼすのだろうか。快進撃を見せた今季を超え、世界一に近づくため、若手と中堅、ベテランが一丸となる姿を見せてくれそうだ。



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