ブルージェイズが狙う外野手は筒香嘉智のみ? 米メディアが挙げた「ターゲット」で唯一リスト入り
2019/11/26
Getty Images
投手、内野手ともに実力派選手が挙げられる中で
横浜DeNAベイスターズからポスティングでのメジャーリーグ挑戦を表明している筒香嘉智外野手について、米メディア『フォーブス』が25日(日本時間26日)、トロント・ブルージェイズが狙う唯一の外野手の「ターゲット」としていると伝えている。
筒香にはこれまでにブルージェイズやニューヨーク・ヤンキースといった球団が獲得に興味を示していることが報道されており、なかでもブルージェイズが本腰を入れている模様だ。
同サイトでは、ブルージェイズが今オフに獲得へ向けてターゲットにするフリーエージェント(FA)の10選手を紹介。投手ではザック・ウィーラー、マイケル・ピネダ、フリオ・テヘラン、アレックス・ウッド、ジョー・スミス、グレッグ・ホランド、コディ・アレンという7選手が挙げられた。
そして野手では一塁手で通算116本塁打のマット・アダムス、内野のユーティリティーであるウィルマー・フローレスを挙げた他、唯一の外野手として筒香の名前を挙げている。
同サイトは筒香について「三塁も守れるが、内野手としては平均以下の守備力。(三塁手では)緊急時にのみプレーする」と言及しながらも、「シーズン後半で高い長打力とOPS(出塁率+長打率)を発揮しており、一発を打つ能力がある」と長距離打者として一定の評価を与えた。
資金が豊富にあるわけではないため、「FA市場の目玉(ゲリット・コール投手やスティーブン・ストラスバーグ投手)はリストから外れている」ブルージェイズだが、良く言えば将来有望な若手が豊富、悪く言えば成熟度に欠けているチームの中で、今のところ筒香は外野手として最もフィットする選手と考えられているようだ。