田中将大から2本塁打のJ.D.マルティネス「高めの球を捉えるかがカギ」
デトロイト・タイガース打線に7失点を喫しての5回降板となった田中将大。地元紙『NEW YORK POST』は打線爆発したタイガースに特別な秘策はなく、「田中攻略の秘策を聞けば、ヤンキースも一息つける」というタイトルで、田中の乱調はどんな投手にも起こり得て、うまくいかない日であったことを報じている。
2015/06/23
Getty Images
「こういう試合もある」
初回にHRを放ったビクター・マルティネスもタイガースの攻めに特別な秘策はなかったことを強調している。
“You know what, I`m not surprised because he`s not a machine. He`s human. He`s not going to have 33 outings throwing pitches wherever he wants. He`s human, and everybody is going to make mistakes.”
「彼は機械ではないからなんの驚きもない。人間だ。すべての試合で思い通りの投球はできない。彼は人間であり、誰でも間違いは犯す」
ヤンキースのジラルディ監督もマリナーズのエースであるフェリックス・ヘルナンデスの乱調を例に出し、「こういう試合もある」と田中の乱調をかばった。6月12日アストロス戦に登板したヘルナンデスは1/3回を投げ、5安打、2四球で8失点での降板となった。
誰も完璧ではないという代表例として、敵将から名前を挙げられるまでには数々の試練をヘルナンデスは乗り越えてきただろう。田中も敵将からこのように名前を挙げられ、メジャーを代表するエースになるまで道のりはまだまだ長い。
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出典:Tigers secret to clobbering Tanaka will make Yanks exhale by ZACH BRAZILLER in New York Post on June 21, 2015.
Masahiro Tanaka has no complaints about his arm, and neither do the Tigers by TIM ROHAN in New York Times on June 21, 2015.