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ホワイトソックス、正捕手→控え捕手マッキャンと1年契約 日本希望の右腕とは契約解除

2019/12/03

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優勝候補として戦力を続々取捨選択

 来季の優勝候補として予想されるシカゴ・ホワイトソックスの動きが活発だ。今季正捕手として118試合に出場したジェームズ・マッキャン捕手と1年契約に合意するとともに、今季ゴールドグラブ賞を獲得したヨルマー・サンチェス内野手ら3選手とは来季契約を結ばない決断をした。米公式サイト『MLB.com』が2日(日本時間3日)、伝えている。
 
 29歳のマッキャンは今季、昨季と同じキャリア最多となる118試合に出場し、キャリア最高の打率.273、18本塁打、60打点をマーク。メジャー6年目にしていよいよ本格化の時を迎えた。
 
 同サイトによれば、ホワイトソックスはこのマッキャンと1年540万ドル(約5億9000万円)の契約に合意。チームは今オフにフリーエージェント(FA)だったヤズマニ・グランダル捕手を4年契約で獲得したことでマッキャンは2番手となることが濃厚だが、より厚い選手層でシーズンを過ごすことになる。
 
 また、ホワイトソックスは今季ゴールドグラブ賞を獲得したヨルマー・サンチェス内野手、右腕ライアン・バー投手、左腕ケイレブ・フレア投手と契約を結ばずFAとし、日本でのプレーを希望する右腕チアゴ・ビエイラ投手を契約解除とした。
 
 サンチェスは今季二塁手としてゴールドグラブ賞を獲得したが、非力な打撃が弱点。タイトルを獲得したことによって年俸が高くなることが濃厚となったため、契約延長には至らなかった。
 
 契約解除となった26歳の救援投手ビエイラは、メジャー3年目の今季は6試合の登板にとどまり1勝0敗、防御率9.00と振るわず。7回を投げ与四球5、9イニング当たりの四球率は6.4と制球難に苦しんだ。しかし、速球の平均球速が96.9マイル(約156キロ)という快速球は魅力で、日本の球団が獲得に乗り出すか注目だ。



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