エンゼルス「投手・大谷翔平」復活へMLB公式SNSも期待 先発?守護神?ファンが望む起用法は
2019/12/04
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奪三振ショー動画を投稿!ファン興奮「彼の投球は忘れられない」
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が、右肘側副靭帯手術(通称:トミー・ジョン手術)後初めて球団からマウンドでの投球が許可され、いよいよ「投手・大谷」の復活が本格化していく。MLBの各公式SNSでは3日(日本時間4日)、その期待を込めて1年目の活躍を改めて振り返っている。
大谷は11月26日(同27日)に球団から正式にマウンドでの投球を許可された。左膝蓋骨の手術によって右肘のリハビリは約2か月間滞っていたが、来季の二刀流復活へ向けていよいよ本格的に投手としての準備を進めていくことが予想される。
大谷はメジャー1年目の2018年、投手として10試合に登板して4勝2敗、防御率3.31、51回2/3を投げて63奪三振をマークし、9イニング当たりの奪三振率は10.9という成績だった。シーズン途中で肘を故障したものの、打者としてではなく投手としてもその類まれな才能がメジャーリーグに通用することを証明した。
鮮烈なデビューを飾った大谷の復活への期待を込め、MLBの公式SNS(インスタグラム、フェイスブック、ツイッター)では1年目の成績とともに奪三振シーンを集めた動画をアップ。100マイル(約161キロ)の速球、キレのあるスライダーやスプリットで三振を奪う姿に、ファンは早くも募る思いをコメントにして寄せている。
MLB公式インスタグラムでは、同投稿に対して10万に迫る「いいね」が押され、寄せられたコメントには「彼の投球は私も忘れられない」「日本の“ベーブ・ルース”が帰ってくる!」といった期待の声があった。
また、これまでの報道では週1回の先発登板、週3~4回の指名打者(DH)としての起用が予想されているが、同アカウントはコメント欄で「あなたなら大谷をどう起用する?」とファンへ質問。
これに対しファンは「先発ローテーションとしての登板と週5日のDH」という先発起用の声の他、「クローザーとDH」「リリーフとDHとして起用し、注意しながら可能な限り腕を守る」と救援投手としての起用も挙げていた。そして、中には「右翼」と外野を守らせるとの声も挙がっている。
懸命なリハビリを経て、どのような投球を見せてくれるのか。剛速球で打者を圧倒する姿、変化球で翻弄する姿。いずれにせよ万全な身体とともにシーズンを通じての活躍に期待だ。