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ナショナルズ、世界一立役者レンドーンと再契約希望も… 叶わなければドナルドソン争奪戦に参戦へ

2019/12/04

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ドナルドソンは来季34歳もブレーブス移籍1年目で37発

 今季、球団史上初のワールドシリーズ制覇を達成したワシントン・ナショナルズが、同球団からフリーエージェント(FA)となったアンソニー・レンドーン内野手との再契約について本人の早急な回答を望んでいる。米公式サイト『MLB.com』が3日(日本時間4日)、伝えている。
 
 29歳のレンドーンは今季146試合に出場して打率.319、34本塁打、126打点と各成績でキャリアハイを更新。ポストシーズンでも打率.328、3本塁打、15打点と大活躍し、球団初の世界一に貢献した。
 
 シーズン終了後に球団からのクオリファイング・オファー(QO)を拒否したレンドーンはFAとなり他球団との交渉が可能になったが、同サイトによれば、ナショナルズはレンドーンとの再契約を希望。それと同時に本人に再契約の意思があるかどうか早期の回答を待っている状態だ。
 
 しかし、同サイトは今オフ期間中にずっとレンドーンの回答を待っているわけではないと指摘。レンドーンとの再契約が叶わない場合、同じ三塁手でアトランタ・ブレーブスをFAとなったジョシュ・ドナルドソン内野手を含め他選手の獲得に動くだろうとしている。
 
 8日(同9日)に34歳になるドナルドソンは、メジャー9年目の今季、移籍1年目で155試合に出場して打率.259、37本塁打、94打点、OPS(出塁率.379+長打率.521).900と活躍。オフには早々に動向が注目され、米メディアの報道では今季年俸2300万ドル(約24億8000万円)から大幅増となる1年2500万ドル(約27億円)相当の契約が見込めるとされている。
 
 レンドーンを諦めドナルドソンに熱視線が向くことになるのか。ドナルドソンは少なくとも5球団が獲得へ向けた関心を示しているとされており、いずれにしても争奪戦になることは確実だが、王者として戦力の大幅ダウンだけは避けたいところだ。



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