ポスティング期限迫る筒香嘉智、MLB4球団が関心と米報道 最適な球団は“条件”全て合致
2019/12/07
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ホワイトソックスなどは大物選手の契約次第
ポスティング制度を利用しメジャーリーグ(MLB)挑戦を表明している横浜DeNAベイスターズの筒香嘉智外野手について、獲得へ向けて動いている球団が複数あることが分かった。米公式サイト『MLB.com』が6日(日本時間7日)、伝えている。
ポスティング申請を完了し、その期限が19日午後5時(同20日午前7時)となっている筒香。日本通算205本塁打をマークしているスラッガーに対し、メジャーの複数球団が獲得へ向けて動いている。
同サイトのジョン・モロシ記者によれば、筒香に対して指名打者(DH)制を採用しているアメリカン・リーグのトロント・ブルージェイズ、シカゴ・ホワイトソックス、ミネソタ・ツインズ、デトロイト・タイガースが関心を示しているという。
中でも筒香を「左翼・一塁・指名打者での出場機会がある」とする同氏が最適だと考えるのがブルージェイズ。今季のブルージェイズは、24歳のロウディ・テレーズ内野手が21本塁打をマークしたが、「一塁・左打者」という存在はテレズのみという層の薄さを指摘。
指名打者しか任せられない選手がおらず柔軟な対応ができるチームの状況を考えても、「一塁、左翼、指名打者、左打者」の全ての条件を満たす筒香は完全にフィットする。
一方、ホワイトソックスに関しては、「フリーエージェント(FA)のマーセル・オズーナ外野手やニコラス・カステヤノス外野手との契約の決着が付かない限り筒香へのアクションは起こさない」とし、タイガースやツインズもそれぞれミゲル・カブレーラ内野手、C.J.クロン内野手との契約次第で筒香を一塁手として本格的に獲得に動くだろうと同氏は推測。関心はあるものの、今すぐに動き出すという姿勢ではないとしている。