パドレスがユニホームに続いてコーチ陣を一新! 前ヤンキース投手コーチ招聘で底上げ図る
2019/12/08
Getty Images
今季のチーム防御率はリーグ12位
サンディエゴ・パドレスが、今季までニューヨーク・ヤンキースで投手コーチを務めていたラリー・ロスチャイルド氏を同じく投手コーチとして招聘した。米スポーツ専門サイト『ESPN』が7日(日本時間8日)、伝えている。
ロスチャイルド氏は今季まで9年間ヤンキースでコーチを務め、シーズン終了後に解雇を言い渡されていた。同サイトによれば、パドレスがダレン・バルズリー氏の後任として招聘したという。
パドレスは今季チーム防御率がナショナル・リーグ15チーム中12位の4.60、5球団が所属する西地区では4位と低迷していた。名門ヤンキースで指導していたロスチャイルド氏の就任により、チームの弱点である投手陣の底上げを図っていきたい。
最近5年間で地区最下位が今季を含めて3度、4位が2度となかなか上位進出が果たせず苦しむパドレス。来季はジェイス・ティングラー新監督や前述のロスチャイルド氏をはじめ、ベンチコーチのボビー・ディッカーソン氏、一塁ベースコーチのウェイン・カービー氏、ブルペンコーチのベン・フリッツ氏とコーチ陣を刷新して臨む。
その他にもグレン・ホフマン氏が三塁ベースコーチとして復帰する他、スキップ・シューメイカー氏が一塁ベースコーチからアソシエイトマネージャーに、ダミオン・イーズリー氏が打撃コーチ補佐から打撃コーチに、ロッド・バラハス氏がベンチコーチから捕手コーチに配置転換が続々決定している。
積極的なトレードやFA選手の獲得で積極的な選手補強を行っているパドレスだが、彼らを指導する新コーチ陣も、“原点回帰”を掲げ新しくなったユニホームとともにパドレス復活を後押しする。