ストラスバーグがナショナルズに残留決定 投手史上最高の総額267億円、ウィンター・ミーティング初日の話題さらう
2019/12/10
Getty Images
2019年ワールドシリーズ王者ワシントン・ナショナルズは9日(日本時間10日)、今オフFA市場の目玉となっていたスティーブン・ストラスバーグ投手と7年2億4500万ドル(約267億円)で再契約を結ぶことで合意した。米公式サイト『MLB.com』が同日、報じている。
サンディエゴでこの日から始まったウィンター・ミーティング。初日からビッグニュースが報じられることとなった。31歳のストラスバーグは、今季33試合に先発登板し、18勝6敗、251奪三振、防御率3.32の成績で最多勝のタイトルを獲得。ポストシーズンでは、5勝0敗、防御率1.98と無類の強さを見せつけ、ワールドシリーズMVPにも輝いた。
同サイトによると、今回の契約で、投手としての契約総額(デビッド・プライスの2億1700万ドルを更新)、年平均額(ザック・グレインキーの3440万ドルを更新)のいずれの数字も過去最高のものとなった。また、ストラスバーグには、全球団に対するトレード拒否権を与えられる条項も含まれている。
初日から大きな動きを見せたウィンター・ミーティングだが、もう一人の目玉ゲリット・コール投手や、ストラスバーグと同じナショナルズからFAとなったアンソニー・レンドーン内野手らの去就にもさらに注目が集まる。