ヤンキース、FA最大の目玉ゲリット・コールを9年352億円で獲得 田中将大ら強力ローテで世界獲りへ
2019/12/11
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ヒューストン・アストロズからフリーエージェント(FA)となっていたゲリット・コール投手がニューヨーク・ヤンキースと9年総額3億2400万ドル(約352億円)で契約合意に至った。米公式サイト『MLB.com』が10日(日本時間11日)、報じている。
ウィンター・ミーティング2日目に、ストラスバーグと並んでFA目玉となっていたコールの去就も決定。近年停滞する傾向にあったFA市場が早くも大きな動きを見せている。
29歳のコールは、今季33試合に先発し、20勝5敗、326奪三振、防御率2.50、WHIP0.89と圧巻の成績。ポストシーズンでも4勝を挙げ、防御率1.72とチームを牽引した。
同サイトによると、9年3億2400万ドル、年平均3600万ドルで契約合意。今回の契約で9日(同10日)にストラスバーグが更新した投手としての契約総額と年平均額の記録をわずか1日で塗り替えた。また、契約にはトレード拒否権と5年目終了時のオプトアウト権もついている。
ヤンキースのアーロン・ブーン監督は、コールについて「ゲームを変えることができる」と高く評価。来季は、田中将大、ルイス・セベリーノ、ジェームズ・パクストン、J.A. ハップ、ドミンゴ・ジャーマンらとローテーションを形成し、世界一を目指す。