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エンゼルス、レンドーンへの口説き文句は“補強策”。FAとトレードを駆使して先発投手2人を獲得へ

2019/12/15

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FA市場には柳賢振、バムガーナーも。トレードならプライス?

 ロサンゼルス・エンゼルスと7年契約を結んだアンソニー・レンドーン内野手が14日(日本時間15日)、入団会見を行い、契約に至った理由を明らかにした。
 
 今オフのフリーエージェント(FA)市場の目玉の1人、レンドーンはエンゼルスと7年2億4500万円(約266億円)でエンゼルスと契約。今季ワシントン・ナショナルズを球団史上初の世界一に導いた三塁手が、カリフォルニアの地で新たなスタートを切ることとなった。
 
 米公式サイト『MLB.com』はレンドーンを獲得したことで「来季の勝利に向けて本気だ」と断言しているが、レンドーンは入団会見の席で、契約に至った理由の一つとして「エンゼルスがさらに選手を獲得しようとしていると言われたから」とコメント。
 
 これを受けて、同サイトはレンドーンの言葉の通り、ビリー・エプラーGMが「投手を2人まで追加することができる」と発言したことも紹介した。しかし同氏は「おそらく2人ともFA市場からということにはならない」とも語り、トレードなどでの選手獲得も示唆している。
 
 FA市場にはまだ柳賢振投手(ロサンゼルス・ドジャースからFA)やマディソン・バムガーナー投手(サンフランシスコ・ジャイアンツからFA)、ダラス・カイケル(アトランタ・ブレーブスからFA)おり、同サイトはまずエンゼルスが彼らに関心を示していると言及。
 
 さらに、ボストン・レッドソックスのデビッド・プライス投手やアリゾナ・ダイヤモンドバックスのロビー・レイ投手もトレード対象としているということにも言及し、FAやトレードを積極的に駆使してメジャーで実績のある先発投手の獲得に動く姿勢であることを報じた。
 
 打の中心選手を獲得したことで、今度は強力な先発ローテーション構築へ向けた動きを見せるエンゼルス。攻守に抜け目のない補強で、バランスの取れた戦力とともに来季を戦っていきたいところだ。



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