山口俊、ブルージェイズと2年6.6億円で契約合意 先発・救援どちらも可能なユーティリティ性を評価か
2019/12/18
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読売ジャイアンツからポスティング制度を利用して米球界挑戦を表明していた山口俊投手が、アメリカン・リーグ東地区トロント・ブルージェイズと2年600万ドル(約6億6000万円)で契約合意した。身体検査を経て正式発表となる見込み。米公式サイト『MLB.com』が17日(日本時間18日)、報じている。
32歳の山口は今季15勝4敗(勝率.789)、防御率2.91、188奪三振をマーク。セ・リーグ最多勝、最多奪三振、最高勝率と投手三冠の活躍で、チームをリーグ優勝へと導いた。NPB通算成績は、427試合で64勝58敗25ホールド112セーブ、防御率3.35となっている。ウィニングショットのフォークボールはメジャーの打者相手にも強力な武器となるだろう。
先発、リリーフ両方に豊富な経験を持つ山口。今オフ当初は先発起用にこだわっているとする報道もなされたが、同サイトによると、ブルージェイズでは先発5~6番手、あるいはロングリリーフでの役割を期待されている。