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秋山翔吾、レッズと3年22.7億円で正式契約 高出塁率と外野守備評価「チームを上手く補完」

2020/01/07

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球団初の日本人選手メジャー契約!ダル&マエケンと日本人対決にも注目

 埼玉西武ライオンズから海外フリーエージェント(FA)宣言をしていた秋山翔吾外野手が、メジャーリーグ(MLB)のシンシナティ・レッズと3年2100万ドル(約22億7000万円)で正式に契約を結んだ。米公式サイト『MLB.com』が6日(日本時間7日)、伝えている。
 
 現在31歳の秋山は横浜創学館高、八戸大を経て2010年のドラフト3位で西武から指名を受け入団。2015年には日本歴代最多安打となる216安打をマークするなど、首位打者を1度、最多安打を4度獲得。また、6度のゴールデングラブ賞、4度のベストナイン、5度のオールスターゲーム出場と、日本を代表する外野手として活躍した。
 
 昨季はチームのキャプテンとして打率.303、179安打、20本塁打、62打点、112得点、出塁率.392、長打率.471をマークしてパシフィック・リーグ連覇に貢献。そしてシーズン全試合出場6度を含むプロ9年間での通算成績は1207試合、1405安打、116本塁打、513打点、出塁率.376、長打率.454としている。
 
 同サイトによれば、秋山はメディカルチェックを通過しレッズと3年2100万ドル(約22億7000万円)で契約。2020年に600万ドル(約6億5000万円)、2021年に700万ドル(約7億6000万円)、2022年に800万ドル(約8億6000万円)が支払われるという。
 
 レッズが日本人選手とメジャー契約するのは初めてで(昨年8月に田澤純一投手がマイナー契約)、これで歴代の日本人選手として全30球団に所属したことになる。レッズの編成総責任者であるディック・ウィリアムズ氏は秋山の獲得について「我々は彼の打席でのアプローチ、外野での守備を惚れ込んでおり、チームを上手く補完するものになると思っている」とコメントしている。
 
 同サイトは、「秋山が本来の実力を発揮できれば、レッズにとって高い出塁率を持つ堅実なリードオフ、または2番打者となる」と言及。昨季は75勝87敗(勝率.463)で地区4位に沈んだレッズだが、秋山の加入によってリーグ15チーム中12位だった出塁率を向上させ、得点力に繋げて上位進出を図っていきたいところだ。
 
 また、秋山としては、同地区シカゴ・カブスにダルビッシュ有投手(元北海道日本ハムファイターズ)、西地区のロサンゼルス・ドジャースに前田健太投手(元広島東洋カープ)がいることで、日本人対決にも大きな注目が集まるだろう。



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